こんにちは。Ricoです。
ご訪問ありがとうございます。
『子供の自己肯定感を育てましょう』
よく耳にする言葉ですが、
現在、長女(中1)次女(小5)長男(小1)の、うるさい母親をしている私にとっては、耳の痛い言葉です・・
自己肯定感を高める方法は、『褒める』ということが最重要らしいですね。
子供の年齢で、褒め方は変わる
『褒めて育てる』
心掛けて、実践するのも難しいですが、年齢によって、その褒め方も、変わります。
小学校低学年くらいまでは、どんな小さなことでも、
『よく出来たね!すごいねー!』とハグしながら、大袈裟に褒めていました。
(現在、小1の息子には、今もこの方法ですが。)
そう言うと、嬉しそうにして、もっと褒めてもらえるように、ますます頑張ります。
その姿は、とても可愛いらしいです♥
しかし、中一の娘が、
小4の頃、同じように褒めていると、
「お母さん、それ本当に褒めてるの?」と怒ったように、聞いてきました。
ん?本当に褒めてるけど?と思いましたが、
確かに、何でもかんでも、すごーい!と言っていたのかもしれません。
大きくなると、『当たり前に出来ること』を褒められると、馬鹿にされているような感じになりますよね。
回数は、少なくても、
『本当にスゴイ!と思った時に褒めて欲しい』
そう思うのは当然かもしれません。
その後、大袈裟に褒めることは、なるべく避け、褒める回数も減っていきました。
そうすると、今度は、褒められると思って言ったのに、褒められない。
娘は、ときどき、褒めて欲しそうな顔をします。
私も、ちょっと意地悪をして、「スゴイなーと思うけど、褒めちゃいけないんだよね?」と言ってみたり・・
子供が大きくなってからの、褒め方って、どうするのが良いのでしょう?
■ 具体的な事を褒める
■ わざとらしくなく褒める
■ 本人がいない時に褒め、他の人から伝わる
こんな感じかな?と思って、過ごしてきました。
そんな時、スケジュール帳の意外な使い方が見つかりました。
引き寄せスケジュールブック
去年の暮、スケジュール帳を探しに、本屋さんで、偶然手に取ったのが、
奥平亜美衣さんの
『引き寄せスケジュールブック』
私は、引き寄せも、風水も、全然興味がありません。
(正直、このスジュール帳以外に、「引き寄せ」について書かれている書物を、読んだこともありません・・)
ただ、そのシンプルな真っ白いカバーに、惹かれただけなのですが、
何かに引き寄せられたのでしょうか?笑
(このスケジュール帳には、とてもたくさん、素晴らしいことが、書いてあるのですが、それについては、また違う記事で、詳しく書かせていただきたいと思います。)
このスケジュール帳の特徴は、
『良い事しか書かない』
ということなんです。
どのカレンダーにも、だいたい『週間カレンダー』の欄があるかと思います。
このスケジュール帳は、
週間カレンダーの右の部分に
を書き込んでいきます。
今日のいいこと・いい気分&感謝 には
その日にあった嬉しかったこと、感動できたことを、書きます。
毎日書くのが理想ですが、義務感でやる必要はなく、『小さな幸せ』例えば、コーヒーのいい香り♡とか、夕焼けがキレイだった、電車で座れた、など、些細なことで構いません。
気づき&シンクロニシティ には
その日気づいたことや、起こったシンクロニシティ(偶然を装った必然)を書きます。
自分のこんないいところに気づいた、とか、夕飯をカレーにしたら、主人から「今日は、
カレーが食べたい気分だった」と言われた、などです。
一言日記ってことですね。
書いておられる方も多いと思います。
私は、元来、面倒くさがりで、スケジュール帳も、月間カレンダーしか使かったことがなく、週間カレンダーは毎年白紙。
百均の、一番薄いスケジュール帳が定番でした。
しかし、なぜか、このスケジュール帳は、日記嫌いで、続かない私にも、楽しく続けることが出来ました。
書くスペースも少なく、毎日でなくてもいいし、まとめて書いても、そんなに時間が、かからなかったからかもしれません。
そして、ある日、気付きました。
この二つの欄には、子供のことを多く書いていたのです。
もちろん、自分のことも書きますが、毎日のことなので、小さ過ぎる良いことを思い出せなかったのか、無理に子供のことを書くようにした訳ではないのですが、振り返って見てみると、子供のことばかり。
当然、子供の良いところしか書いていません。
これを、
子供が読んでいたんです。
こっそり、楽しそうに(⁎˃ᴗ˂⁎)
スケジュール帳は、大体、リビングの机付近に置いているのですが、以前から、スケジュール帳は大切な物なので、落書きしたり、あまり触らないように、と子供に言っていました。
このスケジュール帳になってからは、自分の気持ちを書く欄もあって、気恥ずかしく、人にも見られたくなかったので、尚更、『見ないように』と言っていたのですが・・
見るなと言われると、見たくなるもので、二人の娘は、ニヤニヤしながら読んでいました。
私も最初は、『読まない約束!』と言っていたのですが、悪いことを書いている訳ではないので、いつの間にか、解禁に ꈍ .̮ ꈍ
『こんなことがあったんだ。へぇーー』と二人で、お話しながら読んでいます。
褒められるって、やっぱり嬉しくって、元気が出るのだと思います。
子供も大人でもそうですよね。
言葉で褒める時も、もちろんありますが、文章で、自分が褒められた事を読むと、
より強く印象に残るのではないでしょうか。
『あの時、お母さんは、こう思っていたのか』と、改めて、嬉しく感じることが出来きますし、
毎日続けていて、もう褒められることもなくなってしまったお手伝いも、『頑張っているね』と、書いてあれば、また、頑張り続けることが、できるような気がします。
無条件で褒めることが大切
褒める時って、どうしても、何か良いところがあって、それを褒めてしまいがちですよね。
『出来たから、スゴイね。』とか
『テスト勉強、頑張ってて、エライなー』
など・・
私も、ほとんどがこれです。
それも、子供にとっては、嬉しいんですが、
これは、条件褒めらしいです。
これだけでは、自己肯定感は高まらず、
出来た時しか、褒めないと、『出来なければ、ダメな子』と考えるようになってしまうそうです。
『ありのままのあなたが、大好きである』と伝える。
これが、無条件褒め。
寝る前に、一言、『あなたは、宝物だよ』と言ってあげてもいいですし、
何か、失敗したとき『大丈夫だよ。失敗しても、大好きだよ』
と言ってあげる。
そうすると、子供は、
『親は、いつも、あなたの味方で、大切されている』と感じることが出来ます。
その結果、自分に自信がついていきます。
自己肯定感がUPするということのようです。
ただ、この無条件褒めをすることに、親が、照れたり、恥ずかしいと感じたりすることも、あるかと思うんです。私も・・
もともと、言葉に出すタイプでない方には、なかなか難しいと思いますし、
子供が小さいころには、『大好きだよ』と、よく言っていた方も、親も子供も、忙しくなるに連れて、だんだん、言わなくなったり。
また、日々、子育てをしていると、腹が立つことの方が多いかもしれません。
そんな時に、手の平を裏返したように、『大好きだよ』と言っても、思春期の多感な子供にしてみれば、『よく怒っているのに、本当?』と思ったり、
時には『急に、気持悪い』と、感じたりして、心に響かないかもしれませんよね。
(私は、言われたことあります・・)
そういう時、このスケジュール帳に一言、書いておくと、恥ずかしくて、口には出せない、本当の思いも、素直に伝わるのではないでしょうか?
失敗した時、悩んでいる時にこそ、書く
子供は、大きくなるにつれて、悩みが、増えてきたり、大きな失敗をすることも出てきます。
友達に相談したり、自分自身で解決したりする中、
親に相談してくれるなんて、とても、嬉しいことですよね。
そのことを、書き記すようにしています。
もちろん、その場で話して、解決策も見つけますが、
■ 相談してくれて、とても嬉しかった。
■ 失敗しても、大丈夫。失敗することが大事なこともある。
■ 全部含めて、あなたが大好きである。
などと、文章で残すことは、とても大切かなと思います。
心が沈んでいる時にこそ、一人じゃないよ、と勇気づける言葉を、書いてあげたいです。
まとめ
ほとんどのママさんが、持っておられるスケジュール帳。
予定を書き込むだけではなく、ただの日記だけにとどまらず、
『子供を褒める言葉』を書く。
読んだお子さんは、きっと『自分には、いいところがたくさんあって、とても大切にされている』と、感じ取ってくれるはずだと思います。
『週間スケジュール』の欄があれば、どんなスケジュール帳でも、構いません。
決して、わざとらしいことを書いて、子供に見せるために書くのではなく、
親が、素直に、『スゴイな、嬉しかったな』と感じたことを書いていけば、いいと思います。
(たくさんありますよ!)
そうすれば、自然と、自己肯定感UPにつながるのではないでしょうか?
そして、
私自身も、素直になれているような、子供たちも、素直に話してくれているような、
そんな思いを、感じている今日この頃です。
これからも、自分にも、子供にも、褒める言葉を、書いていこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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